猫も杓子も

禰子も釈子も ねこもしゃくしも
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神官の長を神主(かんぬし)といいます。その神主の下の位を禰宜(ねぎ)といいます。そして禰宜の子孫を禰子(ねこ)といいます。

仏弟子を釈子(しゃくし)といいます。お釈迦さまの弟子、お釈迦さまの教えを受け継ぐ者という意味です。

「猫も杓子も」はもと「禰子も釈子も」であったといわれます。つまり、お釈迦さまの弟子も、神様の弟子も、みんないっしょにと言うことてす。日本では昔、宗教といえば仏教と神道の二系統でしたから、禰子と釈子で日本国民すべてとなります。これから転じて「どんなものも、みなすべて」の意味になったのです。

禰子の字が難しいためでしょうか、ニャンとも理由は分かりませんが、いつのまにか猫としゃもじに化けてしまいました。

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