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巡礼の古くは、インドの仏蹟巡拝に端を発し、お釈迦様の入滅後、お釈迦様降誕の地、悟りの地、初めて説法された地、涅槃にお入りになられた地など、仏教徒がその聖地を巡り、お釈迦様の遺徳を偲び、かつまた自らを研鑚するために始まったものです。 日本各地にも数多くの巡礼霊場があり、古く嵯峨天皇の時代に開かれたとされる四国八十八ヶ所霊場は有名です。巡礼は、折々の寺院にまつわる縁起や、伝承に接する機会に恵まれ、古くより伝わるその土地の文化、さらには篤き信仰する巡礼者の姿から醸し出される敬虔な雰囲気に触れることができます。 今もなお、み仏の霊場に廻る巡礼者が、老若男女を問わず、年々歳々増加の一途を辿り、行脚の旅を続けられておりますことは、誠にご同慶に堪えない次第です。 ここ、関東地方の不動霊場におきましても、多くの不動巡礼者が、生きとし生けるものへの『生かせ生命、燃やせ信火、いただかん加持力』たる不動明王のご本誓、み心をとらえ、生き甲斐のある人生を送られていることと、確信いたしております。 不動明王は、崇高な法性を内に秘めて厳しいお姿をし、また智慧の利剣と慈悲の羂索とを持して、私達の煩悩を砕き、障碍を息め、いついかなるところにも私達をお守り下さっております。 不動明王の広大なる加持力に触発された老若男女は数多にして枚挙に暇なく、まさしく不動尊信仰はわが国における庶民信仰の中心であり、いよいよ興隆を見ますことは、誠に法幸涯なく存じております。 願わくは、不動明王の広大無辺なる大慈悲により、より多くの人々が、あらたかなる威徳を感受せられ、生きることの歓びにつながりますことを、切望して止みません。 |
関東三十六不動に関するお問い合わせ 関東三十六不動霊場会 事務局 岩槻大師内 〒339-0057 埼玉県さいたま市岩槻区本町2-7-35で承ります。 |
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