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■ 毘沙門天 びしゃもんてん 多聞天 たもんてん

毘沙門天は、四天王および十二天の一人でもあります。鎧を着ているところに特徴があります。また多聞天とも呼ばれます。漢字で書くとまったく別の神様のようになりますが、毘沙門は梵語(サンスクリット語)の音写で、意味は多聞とか普聞と訳されます。すべてのことを一切聞きもらさない知恵者という意味です。

単独の場合は毘沙門天、四天王の一人として呼ぶ時は多聞天と呼ばれるのが一般的です。また脇仏として吉祥天、善膩師童子(ぜんにしどうじ)が祀られたり、毘沙門天の妃といわれる吉祥天と一対で祀られます。

七福神の中では戦い・勝運の神さまです。四天王では須彌山の中腹に城を構えて北方を守り、いろいろな夜叉や使者を統率して、仏法を守護し福徳を授ける神さまです。

毘沙門天は姿は厳めしい鎧姿ですが、住んでいる城は経典によると七重欄楯、七重羅網、七重行樹とあり、蓮の華の香りがする絢爛豪華なお城です。

    ベイ ご真言
おん べいしらやなや そわか

七福神 刀八毘沙門

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