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■ 恵比寿神 えびすじん 恵比寿さまは、右手に釣竿、左手に鯛を抱えています。はじめはそのお姿から想像できるように漁の神さまでした。 海のかなたから渡って来た豊漁をもたらす神さまとして、また航海安全の神さまとして港の近くに多くまつられました。 港は船の出入りによって商売が繁昌するので、航海安全は商売繁昌につながり、恵比寿さまは商売繁昌の神様としても有名になりました。 当寺正宝院にまつられている恵比寿さまは、商売繁昌、航海安全、に加え喜結良縁、敬愛富財、の神様として知られています。 ご縁日は10月10日です。10月は各地の神様が男女の縁結びを相談するため出雲に集るので、いつもの場所は神様が留守になります。そこで神無月と呼ばれています。 この期間、他の神様に替わって私たちを守って下さるのが恵比寿さまです。 神道の方では恵比寿さまはイザナギノミコトとイザナミノミコトの第三子と言われ、夷の字が多く使われます。このほか戎、恵比須、恵美酒、蛭子、胡、などの文字も使われます。 |
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