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此岸と彼岸の境界線 三途の川
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三途の川 渡り方

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 善人は橋を渡る。
 罪の軽い悪人は浅瀬を渡る。
 罪の重い悪人は深瀬を渡る。

該当するボタンを押して下さい。

上記のように川を渡るのに、三つの途みちがあるので三途の川 さんずのかわ といいます。

 

 

route1 橋は金銀七宝で造られています。
route2 浅瀬は山水瀬といいます。水はひざ下までです。
route3 深瀬は強深瀬または江深淵といいます。
川の流は速く、波は山のように高く、川上から岩石が流れてきます。そして川底には大蛇が潜むという最悪の場所です。

また、ここの河原が、賽の河原 さいのかわら です。

平安時代の末期頃までは前記のように橋を渡ったのですが、室町時代以降からは船になります。渡し賃は当時から六文と決まっていて、ありがたいことに、現在まで一度も値上げされたことはございません。

この六文を六道銭といいます。ところが、この世では六文銭が消えてしまっているので、現在では印刷した代用品を棺に納めています。

三途の川という呼び方は俗称で、葬頭河そうずかといいます。三瀬川 みつせかわ 渡り川とも呼ばれることがあります。

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