HOME

迦旃延
kasennen

■ 迦旃延 かせんねん

論議第一の迦旃延といわれます。摩訶迦旃延とも呼ばれます。

子供の頃から聡明で、一度聞いた講義の内容は忘れず良く理解したと言われます。お釈迦様の教えを、いかに良く理解していたかを伝える話が多く残されています。

迦旃延の兄も優秀で、父親は兄の嫉妬を心配して、迦旃延をアジタ仙人に預けます。アジタ仙人は、お釈迦様はいずれは仏陀となる、と予言をした人です。

ある時、難解な文をどうしても解明できず、お釈迦様に教えを請うことなり、これがきっかけで弟子となります。

迦旃延の生まれについては、諸説があって、はっきりしないところがあります。

生まれがバラモンの説もあれば、クシャトリヤの説もあります。
お釈迦様に出会う前は、アジタ仙人の弟子という説と、アヴァンティ国の王様に仕えていた説があります。

 

十大弟子

   Copyright(c), 2004-2006 All rights reserved by Ryukozan Shoboin