丑歳の特徴

守り本尊 虚空蔵菩薩     こちらもお読み下さい。
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●乙丑(きのとうし) 大正14年 昭和60年

この生れの人は、乳牛といいます。牛の中でもっとも人間に取って貴重な役割をする牛です.母性愛が強く人情深い人が多い。義務観念が強く、温厚で尊敬されます。欠点は異性関係で問題が生じやすく、女性は縁談もニ度目以降の方が幸運となる傾向があります。お人好しで実社会においての開拓的な闘志に乏しい。27〜28才は特に注意が必要な時期です。寿命は長寿の系統。背は高く優美な人が多く、男性も外見は女性的に見えることが多い。

●丁丑(ひのとうし) 昭和12年 平成9年

この生れの人は、耕牛または野牛といいます。労働的な役割を強くもった運勢で、自分のことよりも他人の力持になることが多い。気が荒く短気のほうで、家庭内では不和や孤独になりやすい。生涯衣食住には恵まれ、肉親と離れて気ままな生活をおくる人もいます。18〜19才頃の病気に注意。40才頃から運気は上昇し金運もあります.高尚な事業には向きません。寿命は長寿の部類です。頭は大きく特に後頭部の張っている人が多い。

●己丑(つちのとうし) 昭和24年 平成21年

この生れの人は、水牛といいます。熱帯地方の水の中に生息する牛です。気性は非常に荒く、安楽な生活を願う気持ちが強い。その為の才能にたけていて、また敏感です。油断無く警戒心も強い。人に取り入ることが上手で、外交手腕が優れています。しかし、労少なくして利多きを望むために、一時は順調でも波乱が多い。遊行する牛なので住所に度々変化があります。人情にもろく、義侠心から失敗を招くこともあります。40才頃まで苦労が多い。

 ●辛丑(かのとうし) 昭和36年 令和3年

この生れの人は、牧牛といいます。おいしい物をたくさん食べて、その身を提供する役目から、生活に不自由はなく、良い主人を持つことによって安全が確保されます。牧牛は飼い主を離れて生活できないように、目上または主人に可愛がられ信用されますが、独立の気持があっても独立出来ない運命にあります。自営自活の力に乏しい。知恵があり曲ったことが嫌いな人ですが、他人に対し強いことは言えません。縁談は一度で納まりにくい方です。

●癸丑(みずのとうし) 大正2年 昭和48年

この生れの人は、索牛といいます。車などを索く労働的な使命をもった牛です。労が多く効の少ないことが多い。束縛も多く自由が少ない。身体は壮健で、勤労的生活の結果、50才位から安定した生活となります。男女ともに養子運が強く、20代においての他人や目上の為の苦労は、晩年の安楽な生活へのポイントとなります。自ら自由な道を望むより、他に任せて進む方が利益が上がる場合が多い。縁談においても、目上からの勧めに流した方が有利な場合が多い。

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