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不動明王
fudo-myouou

■ 不動明王 ふどうみょうおう

十三仏の初七日導師。いつも身近で私たちを護るため、大日如来が姿を変えて現われたのがお不動様です。お不動様は信ずる人の心の内に住み、その人を護り、ご利益を下さいます。

お不動さまを動物で現すと竜、物ならば両刃の剣、色ならば金または青黒となります。

お不動さまが右手に持っている剣を利剣といいます。正しい仏教の智慧で、迷いや邪悪な心を断ち切りることを現します。

左手の綱は羂索けんさくといいます。悪い心をしばり善心をおこさせることを現します。

背中の炎は迦楼羅カルラえんといいます。カルラは毒をもつ動物を食べるという伝説上の鳥の名前です。この鳥の姿をした炎は、毒になるものを焼きつくすことを現します。

足下の岩は磐石ばんじゃくといって、堅くて大きな岩です。迷いのない安定した心を現します。お経では「金剛石に座し」と書かれていますから、巨大なダイヤモンドに座っていることになります。

  カーン ご真言
なーまくさーまんだーば さらなんせんだ まーかろしゃーな そわたやうんたらた かんまん。

五大尊 十三仏

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