六 三 除

ろくさんよけ
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六三除は年令による身体の部分的な厄除けです。九星の定盤と関わりがあり、体内を巡る病の星の動きを表しています。六三=無産。活動が停止した部分、弱くなった部分、を除くご祈祷。これが六三除です。

薬の処方を受けていても効果が現れにくかったり、病気の原因がはっきりしないときは、六三に当たっている場合があります。

本年どこが六三に当たる場所かは、次のようにして求めます。

数え年を9で割り、余りの数字で判断します。割り切れた時は余りを9とします。
数え年は、満年齢に1才加えた数です。満年齢の0才は数え1才となります。
余りの数に対する場所は下図のようになります。男性と女性とでは肩、脇、足の左右が異なります。

六三に当たる場所と、具合の悪い場所とが一致する場合は、六三除の御祈祷を致します。
また病気では有りませんが、出産の時期にお腹の周辺(2・6・8)が六三に当たっている場合は、軽く出産が出来るように六三除をします。ご祈祷の方法は、虫封じ同様いくつかの方法があります。身体に直接行うものと、お札を身体と見立てて行うものとに大別できます。当寺で行うものは後者です。

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