酉歳の特徴

守り本尊 不動明王     こちらもお読み下さい。
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●乙酉(きのととり) 昭和20年 平成17年

この生れの人は、水鶏といいます。田畑や山に住む美しい鶏の一種です。比較的弱いため自分の身体を隠したり、保護色によって自分の存在を隠しています。声は明朗で、情緒的な美声の持ち主です。異性に執着しやすい。消極的ですが、慾が強く、ワナにかかりやすい。表立ったことをきらいます。配偶者で苦労が多く、子供との縁も薄い。職業、住所ともに定まりにくい方です。

●丁酉(ひのととり) 昭和32年 平成29年

この生れの人は、闘鶏または喧嘩鳥といいます。勝負することが好きで、それによって利益を得る鶏です。常に勝ことのみを考え、先天的に闘争心に富んでいます。負け嫌いで横車を押しても平気で、それで本人は正気のつもりで一歩も譲りません。稚気もあります。商略の才能が少ないにもかかわらず、地道な生活がまどろかしく、一攫千金の望を持ちます。利己的になりやすい。

●己酉(つちのととり) 明治42年 昭和44年

この生れの人は、野鶏といいます。自然のままに育つ鶏で、種類は家で飼われる鶏と同じでですが自由です。したがって食には不自由が多い。人に養われても、すぐに飛出してしまいます。外出好きで、遊び廻る癖があり、家におちついていられません。華美を好み、演芸など陽気なことが好きで、寂しがり屋です。物忘れが多く、経済的観念に乏しい人です。

●辛酉(かのととり) 大正10年 昭和56年

この生れの人は、軍鶏といいます。闘鶏ほどには喧嘩好きでありませんが、正義の場合には闘士となります。また生産的です。家鶏と闘鶏の中間的存在です。平時にはまじめに働きますが、いったん事があると猛然として立つ勇者です。正直で実直で努力家です。親兄弟の縁は薄く、力になる者が少ない。わりと孤独です。名声をあげ一代で誉を得る者が多い。

●癸酉( みずのととり) 昭和8年 平成5年

この生れの人は、家鶏といいます。家に飼われている鶏です。鶏肉と鶏卵の供給を主とする役目です。子孫の繁栄と与えられた使命を真面目に努めます。性質もきわめて温厚で、生活も安定しています。多くの人や世の中の為になり、人から喜ばれる地位にあります。コツコツと自分に与えられた仕事をよくこなす為、人から認められ世間からも持てはやされ大切にされます。

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