家  相

良い家相は・・・・・
 陰陽道の世界 > 家相

家相を注意する前に、まず土地を選ばなければなりません。
土地は、東に大きい川、西に太い道、南に低地、北に山、を持つ土地を最良とします。これを四神相応の貴地といいます。 四神とは、東=青龍 西=白虎 南=朱雀 北=玄武、の四つの神様です。

形としては、一般の住宅では真四角の土地や家は好ましくありません。また間口が奥行きの2倍以上あるのも良くありません。

土地、家ともに北東、南西は出っ張らないことが基本です。ここが張っていると、財産、病気、世代交代、交際関係、女性に良いことがありません。特に北東は鬼門といって扱いにくい場所です。

南東や北西は張っていても良い場所です。ただし南東と北西の両方が出っ張っている家は養子を迎える家相となります。
北西から南東または北東から南西に伸びる家は陰の家。南北または東西に伸びる家を陽の家といいます。

家の前の通りに、自分の家より高い建物があるのは良くありません。後ろは高くてもかまいません。

南東が張った土地で、 家が西向きなら、極上の吉相。
家が北向きなら、大吉相。
家が南向きなら、吉。ただし口論が多くなる。
家が東向きなら、初めの内は良いことが続きますが、次第に衰える。
北西が張った土地で、 家が南向きなら、次第に栄え、極上の吉相。
家が東向きなら、主となる人の徳が深くなり大吉。
家が西向きなら、吉、しかし主となる人の気とがりやすい。
家が北向きなら、主となる人の権威が表立ち散財が多くなる。
庭を作る場合は、つぎのように構えると吉相となります。 東向きの家では南。
南向きの家では東。
西向きの家では北。
北向きの家では西。

家屋を造る時には、自然の持つ力が効果的に働くように考えます。

  1. 採光や風通し。
  2. 家屋の使用目的や、使う人の年令、立場、職業など。

どのような組合せが効果的かは、すべて五行に置換えて考えます。自然と調和するか、あるいは目的の事が生じられるようにします。

五行による調和と生じられる関係についてはこちらをご覧下さい。

方位

五行

易の八卦

人間関係

坎(水)

中男

北東

艮(山)

少男

震(雷)

長男

南東

巽(風)

長女

離(火)

中女

南西

坤(地)

西

兌(沢)

少女

北西

乾(天)

●人間関係の項目では下記のような意味を含みます。

親、目上、老人、男

長男
息子、兄

中男
長男でも末の男でもない男、若い男

少男
少年、下働きの男

妻、目下、身内

長女
奥さん、女

中女
長女でも末の女でもない女、美人

少女
若い女、女優、友人
※天眼流家相極秘口訣伝(山城住神谷古暦入道正晴)より

Copyright(c), 1998 All rights reserved by Tobifudoson Shoboin.