おたずねに答えて

皆様から寄せられた御質問の中で、他のお方にも参考となるようなモノを掲載しています。
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密葬
形見分け
亡くなった人を運ぶのは専用車でないとダメ?
お葬式のときの服装は?
お葬式の時、神棚を半紙でなぜ隠す?
お骨揚げはなぜ二人で行う?
香典に端数を付ける?
お葬式の相場は?
喪払いとは何?

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密葬

身内や内輪だけで行う簡単な葬儀を密葬といいます。

遠方での火葬、正月など時期的な場合、準備に相当の時間が必要、などの場合とりあえず密葬を行い、後に正式な葬儀として本葬を行います。

密葬の場合は、よほどの理由がない限り、お参りに行くことは遠慮した方が良いと思います。受け入れ態勢が整っていないはずですから、葬家にとっては迷惑になるでしょう。

また、この辺の事を考えずに、何はさておいてもお参りすることが肝心と思う人もいるので、密葬が密葬にならなくなって、本葬を二度行っているようになってしまう場合もあります。

したがって、安易に密葬にするのはあまりお勧めできません。

もし行うなら、密葬が終わるまで密葬をするとは言わずに行った方が現実的です。

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形見分け

タイミングは、四十九日から一周忌くらいの間でしょう。
包装はせず、そのまま渡します。通常、故人より目上の人に対しては行いません。

注意したいのは、贈る物と人間関係です。故人の愛用品でも、個性の強い物や、価値のある物でも、それを持たないと故人の家族に会いにくくなってしまうような物は避けた方が良いと思います。

こんな例があります。
恩師が亡くなり逸品のライターをもらいました。以来、恩師の家族と会う時は、いつも携帯せざるを得なくなり、ついに禁煙をした方があります。
健康の為には良かったのかも知れませんが・・・・・・

また、形見分けと称して、愛用品と同じような新品を贈る場合もあります。

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亡くなった人を運ぶのは専用車でないとダメ?

自家用で問題ありません。リクライニングシートなら可能だと思います。法律的には営業に類するような事になると、許可の無い車は違法です。

実際には、乗り降りやお腹を圧迫しないようにするなど、距離の関係もありますが、体格のいい人だと難しいかも知れません。

葬祭業者との関わりなら、「自宅に戻るだけお願い出来ますか?」とハッキリ聞く事をお勧めいたします。また、数は少ないのですが、寝台車を扱う自動車会社があり、個人でも申し込み出来ます。

もし、自家用車を利用する時は、事件性の無い事を示すため、死亡診断書の携帯をお勧めします。

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お葬式のときの服装は?

黒が基本ですが、地味なものであれば良いと思います。基本的には服装よりも袈裟(半袈裟で可)を掛け数珠を持てば仏式では正装です。

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お葬式の時、神棚を半紙でなぜ隠す?

一般的には死を「けがれ」とし、神様の居るところ=神棚に「けがれ」が入りこまないよう半紙で隠します。しかし、死=けがれor不浄と見ることは疑問に思います。なぜならば神事で鳥や魚を供えることもあるからです。むしろ、たいていの神様は、ある領域に侵略者が入らないように祀られ始めたものです。

歴史的には、平安時代中期の法律(延喜式)に、国が神事を行なう時は、他の宗教にわずらわされないように定められました。当時は仏教と神道しかありませんので、神事と仏事を分けるように定めた、とも言えます。この辺の名残かも知れません。

また仏壇を閉める慣わしもあるようですが、これは神棚と混同されたものと思います。

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お骨揚げはなぜ二人で行うのですか?

火葬場で遺骨を壷に納めるとき、二人で一つの骨を拾います。それも箸を使ってのことなので、拾いにくいことは確かです。なぜこのようにするのか根拠はわかりません。大切に取り扱うと言うことで二人なのでしょう。地域によっては一人で拾うところもあります。

遺骨の扱いは地域により異なります。東京23区内だけでも火葬当日に納骨する地域と、後日に納骨する地域があります。

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香典に端数を付ける?

1万では少ない気がするし、2万は大変と言う場合でしょう。包みを二つにすれば解決できます。

表書きはメインとなる香典は御霊前または御仏前、添える方を御花料として下さい。これで合計1.5万でも1.3万でも、いかようにでも出来ます。添える方の表書きは、用向きによって御供花料、御塔婆料でも良いでしょう。

御灯明料、御膳料、御車代などとすれば、お寺の場合にも活用できます。こちらが主たる御質問の目的だったかも知れませんね。

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お葬式の相場は?

葬祭関係を扱ったホームページを見ると、アンケート調査の結果や、自分の年収を基準にした算出方法などがあります。それらがひとつの相場と考えることができると思います。

相場とは言えませんが、次のような考え方はどうでしょう。

寺は檀家さんの納める浄財=布施で維持運営されています。布施はもともと僧侶に対し布を施したことから始まります。つまり僧侶の生活維持に必要な物を贈ったわけです。表現は適切でありませんが、現代風に分かりやすく給料と考えてみましょう。

厚生労働省の平成12年の国民生活基礎調査の資料によると1世帯当たりの平均所得金額は626万円です。檀家数を200軒とすると626万÷200=31,300円。つまり1年間に1軒が最低これだけ納めないと給料が出ません。

葬儀はどのくらい有るのでしょう。親子の年齢差を30才として単純に平均すると1軒で15年に1回の割合となります。もし日常、寺に対して何もしていないとしたら31,300×15年=469,500円、葬儀の時に最低これ位の金額を納める必要があるのではないでしょうか。

以上はいわば寺を維持運営する為の基本的な人件費だけの計算です。実際にはこれ以外に種々の運営費や維持費が必要です。

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喪払いとは何?

「喪払い」は亡くなった人の追善供養と、喪中の人が普段と同じような生活ができるように仏様にご加護をお願いする祈願です。

身近な人が亡くなった時、控えた日常生活を送る一定期間を喪中といいます。仏教では四十九日(中陰)までを一区切りとしてある程度元の生活にもどし、一年後に「忌開け」としてすべて元に戻します。

喪の期間中は、祝い事の席に出席するとか、装飾品を身に付けるとか、華やかな事を避けて、控えめの生活をします。期間や内容は、亡くなった人との関わり方によります。身近な人ほど控えめにします。また地域的な風習の差もあります。

身近な人が亡くなった非常事態から早く脱するため、喪中という期間を定め、社会との交際や遊びを必要最小限にして新しい生活リズムを造る為です。

喪の期間中に通常と同様の行動をしなくてはならない場合、冒頭のように「喪払い」を行うことになります。

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