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■お掃除の仕方?
■悪い方角へのお参りは?
■参拝のとき、音を出して手をたたく?
■表書き。ご霊前?それとも、ご仏前?
■お通夜の前にお参りできる?
■お経は誰に聞かせるの?
■お焼香の回数は?
■都合でお参りする縁日を変えることは?
■参拝するとき、なぜ鐘や鈴を鳴らすの?
■いろいろなお守りを持つと仏様や神様が喧嘩しませんか?
■お掃除の仕方? 仏様を掃除するときは、新品のモノでお掃除をして下さい。台の上も出来れば、新品の紙や布で覆い、その上で作業をして下さい。色は選べれば白にして下さい。仏様に息がかからない様にマスクをしたり、手袋ができれば、なお良いと思います。作業を始める前後では、お参りをします。作業中に唱える言葉としては、次の御真言をお勧めします。 おん しげんてい しげんてい まかしげんてい そわか 古い仏像は拭くというよりも、柔らかい刷毛で埃を払う程度でよいと思います。 |
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■悪い方角へのお参りは? 悪い方角でも、お参りに行くことを中止する必要はありません。 ただ悪い方角へ出向くのですから、交通事故や盗難、怪我などは通常より起こりやすい、と考えて下さい。 団体での参拝なら、お付き合いは必要でしょうが、破目をはずさないように、控えめにして下さい。 |
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■参拝のとき、音を出して手をたたく? 祈願の時は音を出します。葬儀や法事などの時は音を出しません。これはお寺も神社も同じです。 お寺には法事で訪れる機会が多く、また神道での葬儀に参列する機会が少ないので、お寺では音を出さない、神社では音を出す、というように思われている方が多いようです。 神道でも葬儀のときは、忍手しのびてといって音を出さないよう、静かに手を合わせます。 |
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■表書き。ご霊前?それとも、ご仏前? 香典の表書きにはいろいろあり、それぞれ相応の理由があります。どれが一番良いとは言えません。 仏教なら御香奠、御香典、御香料などが宗派を問わず無難な線だと思います。もともとお参りの際に供えるお香の代わりですから。奠は供えるという意味があります。 御霊前は神道やキリスト教でも使われるので、印刷した香典袋にはよくあるタイプです。仏教でも使えます。しかし御霊前か御仏前かで迷う方も多いようです。 仏教では49日を境に仏に成る、との考え方が多く、そこで49日以前は御霊前、以後は御仏前とする説があります。一方亡くなった時点で即成仏するから、いつでも御仏前とする説もあります。 霊=迷いと見る向きから49日に絡みますが、霊はインド伝来の考え方ではありませんし、主体は供養です。霊か仏かを深く考える必要はないと思います。お釈迦様も霊と身体の関係については、考えても無益として答を出していません。 |
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■お通夜の前にお参りできる? お通夜にも葬儀にも参列できない場合は、後日に改めるのが一番です。香典を誰かに託すのも一案ですが、ご自身でお参りすることを第一に考えてください。香典はその折のお供え物です。 お通夜や葬儀の直前にお参りする方法もありますが、これもあまり勧められる方法ではありません。先方の準備の都合もあるでしょう。 通夜日以前のお参りは、香典などの持参は避けます。また服装も改まったものではなく、普通の服装になります。いずれも準備をして待っていたような雰囲気にしないためです。 形式にとらわれず、素朴に考えて下さい。まずはお参りする心でしょう。形あるお供え物は、心を具体的に表現する一つの方法で、それを届けるタイミングや形ばかり気にすると、おかしな事になります。 |
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■お経は誰に聞かせるの? お経は本来「読書」するものです。聞いたり聞かせたりするのは、その次とも言えます。 お経はお釈迦様の教えが書かれています。亡くなった人が早く完成された仏様になることを願い、お経を読んで聞かせます。 また、この世で同席している人も同様に、勉強の為お経を一緒に読んだり聞いたりします。 ビギナー向けに解釈するならば、内容は解らずとも心地よい響きとして感じ取るだけでも、仏縁が出来てご利益あり、となります。 |
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■お焼香の回数は? これは宗派によって異なります。どれが正しいとはいえません。密教系が3回、浄土系が1〜2回でしょうか。いずれにしても大勢のときは時間の都合もあるので、1回が良いかも知れません。 |
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■都合でお参りする縁日を変えることは? 縁のある日が縁日ですから、自分なりに定めても良いと思います。ただし、都合で色々に変わってしまっては意味がありません。期日を定め、何があってもその日にお参りをするところに意味があるのです。ひとつのルールです。仏様との約束です。 大安が良い日とはかぎりません。何を基準に何を眺めるかです。世の中には絶対的なものは、まずありません。相対的な関係で成り立つことが多いはずです。 |
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■参拝するとき、なぜ鐘や鈴を鳴らすの? これからお参り致しますという合図です。仏様や神様に対する呼び鈴のようなモノです。祈願するときに音を出して手を打つのも同じです。寺では音を出さない、神社では音を出す、と思われている方が多いようですが、これは間違いです。 寺には葬儀や法事でお参りする事が多く、神道での葬儀に参列する機会が少ないので、そう思われるのでしょう。 音を出すか、出さないかは、目的によって決まります。祈願の時は音を出す。葬儀や法事など折れ事の時は音を出さない。これは寺も神社も同じです。 また音の届く範囲を浄める意味もあります。錫杖や法螺貝も同様に使われます。 |
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■いろいろなお守りを持つと仏様や神様が喧嘩しませんか? お守りにかぎらず同じような物がたくさんあると、どうしても扱いが粗末になります。これをいましめた話です。 大切に扱うことが出来れば複数あっても差し支え有りません。これは仏様や神様を祀る時も同じです。 ホコリだらけになっていたり、供えた物がそのままになっていませんか。日に一度は手を合わせましょう。出来れは朝夕おまいりしましょう。朝は一日の無事を祈り、夕方は奉告と感謝のお参りをしましょう。 |
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