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■心を一つの事に集中し、正しい智恵を得るための修行。 ■仏様が目の前に現れるという、般舟三昧経はんじゅざんまいきょうに基づく修行方法。 ■仏立三昧ぶつりゅうざんまいともいいます。 ■般舟はサンスクリット語の音写で、仏立は般舟を訳した言葉です。 ■三昧は、心を静めて一つのことに集中して、心を乱さない状態をいいます。 |
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四種三昧は、天台宗の基本的な修行で、次の四種類の行を指します。
中国の天台大師が、色々な行の仕方を、動作、唱え方、心、の三方面から分類して、立ち振る舞いの違いから、4つのカテゴリーに分けたものです。
常行三昧は、約10m四方のお堂の中で行われます。ご本尊の阿弥陀様の周りを、90日間を一期として、ひたすら阿弥陀様の名前だけを唱え、心に阿弥陀様を念じながら昼夜歩き続けます。24時間行うので常行と呼ばれます。 ご本尊の周囲には、手すりがあり、疲れた時はこれを頼りに歩き、休む時は、天井から下げられた紐につかまって休みます。けっして坐ることはありせん。常に歩き続けることに特色があります。
常行三昧は念仏三昧法とあいまって、浄土信仰の普及に一役買います。念仏三昧法は、円仁えんにんが中国から伝えたもので、一定の期間、僧侶が交替で四六時中、阿弥陀様の名前を唱えます。 歩きながら、念仏を唱えて、仏様を観想する。密教の身口意に通ずる密教的念仏です。
相手の名前を呼び、相手のことを思って、歩んで下さい。パートナーの本当の良さが見えて、楽しい生活が送れるはずです。たとえ夢の中であっても、他の人の名前を呼ばないで下さい。 |
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