▲HOME |
ubari |
■ 優波離 うばり 持律第一戒律に精通した人といわれました。 あるとき、優波離はお釈迦様に、森の中で修行したいと申し出でます。しかし、お釈迦様は優波離の実直さを考慮して、戒律や禅定による智慧で悟りを開くように勧めます。 もともと律儀な性格だったので、戒律によく精通し、またよく守ったことから、戒律の第一人者となりました。お釈迦様が亡くなった後は、戒律部門の編集の中心人物として活躍しました。 優波離は理髪師で、お釈迦さまの髪を剃ることで出会い弟子となりました。 弟子入りのタイミングは、阿那律や阿難と同時期です。当時は階級社会で、儀式は王族が先ですが、阿那律と阿難は、優波離の実直さに、出身による自分たちの奢りを反省し、受戒の順序を譲りました。 そのため当時の常識をくつがえし、優波離が先に受戒することになりました。 |
|
Copyright(c), 2004-2006 All rights reserved by Ryukozan Shoboin |
|