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■欄らんは建物のてすり、垣根、井げた状の木組みを意味します。 ■楯じゅんもてすりの意味があり、盾たてに通じるところがあります。 |
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極樂国土は、七重の欄楯、七重の羅網らもう、七重の並木があり、これらは四宝で出来ています。・・・ 説明はさらに続きますが、一番最初に欄楯らんじゅんが出てきます。欄楯は垣根のことです。ここからは別世界、と言うことを表す結界です。 七重欄楯は、七重に垣根が巡らされている、と言うことです。羅網は網状の飾りです。
インドでは仏塔や聖樹など、聖域を囲うために作られた垣根を欄楯といいます。写真のように柱を3本の貫ぬきでつなぎ、上端に笠石をのせた形をしています。垣根と言うと、簡単な囲いをイメージしますが、実際は背丈より高い立派な塀です。 普通は石造りですが、もとは木製であったと考えられています。欄も楯も、てすりと言う点では似たような意味ですが、欄は縦方向の木を、楯は横方向の木を意味するようです。 現存する最古のものは、お釈迦様が悟りを開かれた場所にある菩提樹周辺の欄楯と、アショーカ王の時代に建てられたといわれる仏塔の欄楯です。
阿弥陀経には、欄潤は四宝で作られている、と書かれています。四宝は金・銀・瑠璃るり・水晶をさします。写真はさっぱりとした石組みですが、紀元前2世紀〜3世紀頃に作られたものでは、裏表に仏教関係の話や蓮をモチーフにした、浮き彫り装飾が施されています。カルカッタのインド博物館に収蔵されているものなどは、かなり繊細な彫刻が施されています。 七重の欄楯、七重の羅網で荘厳されている浄土は、極楽浄土以外にもいろいろとあります。また、仏塔の外側には欄楯をめぐらすべきことがお経に書かれています。 |
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