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役行者えんのぎょうじゃは続日本紀によると634年に生まれ、名前は小角おづぬといいます。山林で修行し、金峯山で仏樣の出現を強く祈ったとき、金剛蔵王権現の姿を感じ、これを本尊として修験道を開きました。 お姿は仙人風で、長頭巾ながときんをかぶり、高下駄を履いて、岩にこしかけている姿が一般的です。 脇待として2匹の鬼を従えています。前鬼と後鬼といいます。夫婦という設定で、前鬼が夫で善童鬼といいます。口を閉じています。後鬼が妻で妙童鬼といい、口を開いています。口は仁王さま同様「阿吽」になっています。また両界に配当すると前鬼が金剛界、後鬼が胎蔵界となります。 |
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