おたずねに答えて

皆様から寄せられた御質問の中で、他のお方にも参考となるようなモノを掲載しています。
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屋敷内にペットを埋葬することは?
臓器移植は?
区切りは元旦それとも節分?
病院選びに方角は関係するの?
家を購入したら大黒様がありました。処分は?
空いている墓地の草むしりをしたら?
お寺と神社どこが違うの?
天台宗でも南無妙法蓮華経と読むのでしょうか?
大乗仏教とは?
梵字の書き方を勉強したいのですが?
三十六童子の各々の役割は?

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屋敷内にペットを埋葬することは?

仏教的には自然に帰すことが基本です。したがって、火葬されたのでしたら屋敷内に埋葬してもよいと思います。また小鳥のような体積の小さいものなら、そのまま埋葬してもよいと思います。

いずれにしても器などには入れず、早く土となじむようにして下さい。お墓のような物を建てることは、屋敷内ではお勧めできません。そのようなものを建てたければ、やはり墓所として定められた場所をお使い下さい。

また埋める際には、すぐに掘り返される可能性のある場所や、人に踏まれやすい場所は避けて下さい。

火葬していない場合は、病死など衛生上の問題を考慮しなければならない場合もありますので、保健所などに相談の上、埋葬されることをお勧めします。

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臓器移植は?

脳死判定の問題でしょうか。医療技術は日々進歩するので常識的な判断基準も常に変わると思います。

臓器移植を仏教的に見るなら、命がけの布施です。提供する方も、受ける方も、その仲立ちをする方も、関わる者すべてが清らかな心であることが第一です。

まず、待ち望む気持ちのあり方が難しいと思います。提供する側も、最終判断は多分、本人ではない人がするのでしょうから、これも難しさがあります。仲介する人は縁結びをする、いわば仏の仕事を半分手伝うようなものですから、これも重大です。

脳死判断を仏教的に考えるのではなく、
 自分の一部が生かされて誰かが救われる
 提供を受けたお陰でもう少し生かされる
 自分の持つ技術が生かされる
というように関わる者が皆、生かされるという感謝の気持ちで行えるように、普段から清浄な心を持つ修行が必要だと思います。

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区切りは元旦それとも節分?

干支は元旦、九星は節分を区切りとするのが一般的です。

しかし、区切りの日を以て、プラスからマイナスへデジタル的に変わるものではありません。境目の日がプラスマイナス、ゼロの点で、徐々に切り替わります。したがって年単位で考える場合は、区切りの日の前後30日間位は、前後の歳を按分して考えます。

運勢だけでなく固有の性格も、区切りに近いところで生まれた人は、同じように両方の内容を按分して考えます。

厄年などの祈願も、年に1回ならば単純に正月ではなく、誕生日に近いところを基準に祈願した方が良いと思います。

守り本尊の場合は、按分することは出来ないので、多少なりとも縁の深い方とすれば良いでしょう。

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病院選びに方角は関係するの?

「3時間待ちの3分診療」などと良く言われます。この短い時間に上手に自覚症状を伝えないと、適切な治療が受けられません。

お医者さんは問診から得た情報で、だいたいの予測を立てて診察や検査をします。初めの予測が狂うと手後れや誤診になりかねません。

痛みの種類や程度の表現にも個人差がありますから、お医者さんとの相性は大切です。相性の良いお医者さんに巡り会うために、良い方角の範囲から病院を選ぶ事はプラスになると思います。

通常この場合の吉方向とは、自分が生じられる方向を指します。

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家を購入したら大黒様がありました。処分は?

飾り物なのか仏像なのか分からない場合は、やはり仏像として扱った方が良いと思います。仏像は教えを分かりやすくビジュアル化したものですから、出来具合いで一概に決めてしまうわけにはいきません。

仏像ならば、寺や神社で魂を抜いた後、処分して下さい。置き物であることが明らかならば、そのまま処分してもかまいません。しかし、仏教ではどんなものにも仏性があると考えます。まして神仏のような形をしているものならば、たとえ置き物でも供養の後、処分することをお勧め致します。

具体的には、供養料として、いくらか添えて神社や寺にお焚き上げを依頼します。依頼する時は、事前に受け付けてもらえるか、また、いくら位供養料を納めたら良いか聞いて下さい。また「お焚き上げ」とハッキリ伝えて下さい。「納めたい」では「自分の所では祀れないので、神社や寺において祀って下さい」と言う事に勘違いされることもあり、納める金額がまったく異なり高額となります。

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空いている墓地の草むしりをしたら?

墓地の手入れ=いつでも建墓できる=誰かの死を待つ、につながると考えたから注意されたのでしょう。また、掃除でも他人の土地に無断で何かをすることは、法律的に問題があるかも知れません。しかし、常識的に考えてゴミ拾いや草取りは、とりたてて問題視する事はないと思います。

もちろん仏教的にも清掃することは良いことです。掃き清めることは釈迦伝来の基本的な教えです。肝心なことは、持ち主から何か言われた時です。貴方はそれをどう受け止めるでしょう。

苦情を言われたら「少しやりすぎたかな」くらいで納められるでしょうか。多少なりとも良い事をしている、感謝されてこそ・・・という気持ちがあったら。・・・したのに、と"のに"が付き、恨みに変わります。

きっかけは何でも良いと思います。善行なのですから。誰かの何かの為にプラスになるだろう。それが私には出来る。という所に魅力を感じ行って下さい。特定の人に期待を掛けて行うと、予想外の反応があった時、むなしくなったり、恨みを抱いたりする事になりかねません。善行がマイナスになります。

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お寺と神社どこが違うの?

神仏習合の時代が長かったので似たような部分もたくさんありますが、宗教が違います。お寺は仏教、神社は神道です。また仏教は外来宗教ですが、神道は日本で生まれた宗教です。

儀式の外見上では、仏教はお経を読む時間が長く動きが少ない。神道では祝詞のみなので、読む時間が短く、お供物の上げ下げなど動きが多い。

また巫女さんのように若い女性の活躍の場がハッキリとしている。

仏教は「宗教というより哲学」と言われる程、論理が厚い。

神道では「鎮守の森」のように、木は神様の宿るところとして特に大切にされる。

神道で使われる道具は白木の物が多く再利用しないのが基本。仏教では塗りの道具が多く繰り返し使うのが基本。

次のような分類は一概に出来ません。

  • 祈願するところが神社、葬儀をするのがお寺。(神道の葬儀もあります。祈願主体の寺もあります。)
  • 手をたたくのが神社、音を出さないのがお寺。(神道でも葬儀ではそっと音を立てずに手を合わせます。仏教でも祈願の時は音を出します)
  • 鳥居があるのが神社、ないのがお寺。(神仏習合の鳥居もあります。立て柱の一番上の部分、横木を支える所に円形の輪があるのが特徴です。また明治初めの修験道廃止令により、お寺から神社に登録だけ変わった所もあります。)

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天台宗でも南無妙法蓮華経と読むのでしょうか?
(註:この質問は葬儀のときに耳にしたお経についての質問です)

「南無妙法蓮華経」という言葉を繰り返し唱えることはありません。おそらく「妙法蓮華経・・・」というお経のタイトルを耳にされたのだと思います。天台宗は法華経を使いますので「妙法蓮華経・・・」で始まるお経があります。

例えば日常よく使うものは「妙法蓮華経安楽行品」「妙法蓮華経如来寿量品」「妙法蓮華経観世音菩薩普門品」などです。このタイトルの一部が耳に残ったのだと思います。

「朝題目、夕念仏」と言う言葉があります。これは天台宗で使うお経を一言で表わしたものです。午前中のお経は法華経を中心に、午後のお経は阿弥陀経を中心にと言うことです。

日蓮宗や浄土宗は天台宗から独立した宗派です。読む調子、発音などは異なりますが、共通しているお経がいくつもあります。

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大乗仏教とは?

日常生活を続けながらでも「努力すれば誰でも仏様と同じ悟りが得られる」としたのが大乗仏教です。

それに対し小乗仏教と呼ばれる流れがあります。こちらはお釈迦さまの教えを厳格に守り、人里離れた所に住んで修行にはげみます。別の見方をすると「大乗仏教は自分の悟りの完成より、自分以外の人が幸せになれることの実践を中心とする」と言えます。

「乗」は迷いの世界から悟りの世界に人を運ぶ乗り物という意味です。インドから中国・日本へと伝わった北伝仏教を大乗仏教と呼び、東南アジア方面に伝わった南伝仏教を小乗仏教と分類します。また南伝仏教は当初からの伝統を守っているので、上座仏教とも呼ばれています。

大乗仏教に対する小乗仏教とは、大乗仏教側から見た見方です。

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梵字の書き方を勉強したいのですが?

筆法や筆順はきちんと習ったほうが良いと思います。普通の書道とは筆の運びが異なります。

点を書いたとき、■になるのは、杉皮をヘラの様に削ったもので書いているからです。皮の厚みは1センチ位あるような物でないと、使い物になりません。通常は入手しにくいので刷毛を使います。普通の筆では点が●のような雫形になります。したがって、刷毛と普通の筆とでは、多少筆法が変わります。

いずれにしても、紙に書いたときは後始末に困ると思います。仏様の文字ですから、練習でもゴミとして捨てないで下さい。お焚き上げして下さい。

ホワイトボードにフェルトペン、書いたり消したりできるボードを利用する(おもちゃとしてよくある)、コンピュータにペン入力とか、簡単に消して繰り返し使える道具が練習にはよいと思います。

古からある手法では、砂に書いたり、黒板にチョークを寝かせて書く方法もあります。

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三十六童子の各々の役割は?

三十六童子はお不動さまの眷属です。使者として、まず両童子、そして八大童子、三十六童子となります。個々の名前はありませんが、三十六童子にもまた眷属があります。裾に広がるほど数が増えます。

役目がある程度明確になっているのは八大童子まででしょう。仏の世界は縦割りではありませんので、数が増えるとともに担当範囲は重複してゆきます。

銀行へ行くと、内容により窓口が違いますが、外回りの行員は何の仕事でも一応こなすようなものです。

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